■躯体 - 建物の骨格を形づくる

基礎工事をしっかりすませたら、建物の骨格を作ります。鉄骨や鉄筋などの鋼材で骨格を組立て、その周りをコンクリートで固めることで、建物の形を頑丈に作り上げていきます。


高所での作業や鉄骨の組み立てを中心に、基礎から躯体工事の広い範囲が含まれます。
杭打工事が終わった後で、コンクリートを流し込むための枠を作るのが型枠大工です。
耐久性に優れる鉄筋コンクリート技術において、骨組みとなる鉄筋を加工し、接合したり組み立てていきます。
柱や梁等に加工された鉄骨を現場に搬入し、溶接やボルト締等を行い、組み立てます。
鉄筋を加熱し、圧力を加えながら接合させる継手工法によって、一体接合を確実に行います。
コンクリートミキサ車によって
建設現場に搬送された生コン
クリートを、コンクリートポンプ車
を使用して型枠内に圧送します。

クレーンを使って重たい建設資材を運搬・配置する作業を担います。解体物の吊り下げ作業や鉄骨の組立てでも活躍します。